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2004年 08月 31日
北海道二日目は旭岳に登ります。
登山を甘く見ているわけではありませんが、可能であれば山頂まで登るつもりでした。 もちろん娘は何の興味もなく、ロープウェイで登れるところまでを主張します。 むすめ「何で登りたいの?」 ちち「そりゃ決まってるさ!達成感が欲しいんだよ!この夏の!」 むすめ「・・・・・。」 結構努力家の娘だけに、父親のインスタントな達成感なんざ、さぞやアホくさく思ったことでしょう。。。でもさ、黙殺すること無いでしょ? 旭岳までは旭川駅からバスで向かいます。 夏も終わりの平日だけあって、バス停に並んでいる人はとても少ない。 ところが年のころは22,3の可愛らしい女性が一人列に並んでいます。 ちち「まさか一人で旭岳に行くわけ無いだろう」 むすめ「でも北海道の女性は一人でたいやきを食べる人もいるから。。。」 ちち「多分途中の停留所に行くのに一番早いバスがこれなんだよ」 ちち「よっしゃ!本当に旭岳でバスを降りたらお父さんはインタビューする!」 むすめ「いいね!いいね!んで、何を聞くの?」 ちち「そうさなあ。。この山には何か思い出でも?ってどうだ!」 むすめ「・・・。」 びしっと登山服に身を固めた人達と、おちゃらけ親娘と、チューリップハットを目深にかぶった娘さんが乗ったバスは走り出しました。 旭川の市内から15分も走るともうそこは終りかけた夏の北海道の景色です。 昨日の牛、羊、シャケ、秋刀魚、ホタテ、季節のお野菜たちが、私たち親娘の上まぶたを強制的に引きおろしました。起きるとそこは旭岳の麓。旭岳ロープウェイ乗り場でした。 意識朦朧としながらバスを二人で降り、ロープウェイ乗り場を目指します。 と、そこに先のチューリップ娘さんが。。。 むすめ「お父さん!お父さん!いるよ!あの人!」 ちち「おう!ほんとだ!すげーなあ、北海道のひとは」 むすめ「ほんとだね」 ちち「・・・インタビューだな・・・」 むすめ「・・ほんとうにやめなよ・・・」 大概のしゃれは通じるむすめですが、この時の表情は生涯初めて見せる冷ややかな 表情でした。旭岳は気温9度でしたが、旭岳のほうが暖かでした。 その日の旭岳は久しぶりの快晴で、こんなコンディションはなかなか無いのですよと、姿見駅の解説員に説明されました。 ちち「であれば、頂上を目指すか?!」 むすめ「これ見て」 と掲示板を指差すむすめ。 ちち「うん?」 「7月1日に旭岳で低体温症で無くなった人がいます。当日は当初晴天でしたが、やがて天候が急変しました。夏山を軽く見て軽装で登山をしたための事故といえます」 ちち「ふええええ・・・・。。。」 むすめ「どうする」 ちち「まっ、まあ・・。・とりあえず登山口まで行ってみるか・・・」 私はもともと臆病な上、軽い高所恐怖症です。観覧車には乗れません。 旭岳は日本百名山で最も手頃な山の一つと紹介されていました。私は命の危険は無い山と踏んでいましたが、死人が一月半前に出ているとなると話は別です。 登山する気は失せました。。。 登山口を頂上にしたハイキングコースがありここは小一時間で一周できます。 じいちゃま、ばあちゃま、おこちゃまコースです。登山ではありません。ハイキングです。 私にはこのコースがお似合いです。肩を落としながら歩きます。 8月も中、下旬になると高山植物の花の盛りは終わってます。 しかし雄大な景色は花が無くとも関係ありません。極めて気持ちの良いコース。 あー北海道、旭岳、キテヨカッタ。 登山口近くの展望台でお弁当です。 旭川駅で購入した三色丼弁当(ちち)とおにぎり弁当(むすめ)。 何食べてもおいしい景色です。私は豊かな気持ちでお弁当をぱくついていたのですが、むすめはとんまにもおにぎりの具の梅を落として大騒ぎ。かわいそうだから漬物とウニといくらを少しづつあげました。殊勝にも「ありがとう」だって。かわいいところあるじゃないか。 お弁当を食べたら登山をあきらめた以上、旭岳にもう用はありません。 早く下山して温泉に行かねば! 近所の宿泊施設では日帰り入浴に皆対応してくれます。 私たちはロープウェイの売店のお姉さんに教えてもらったホテルベアモンテに行きました。 昨年建ったホテルで、お風呂もきれいで広いということ。 入湯料一人1,500円です。ちょっと高い気もしたけどまあ旅の最中ですから。。。 フロントでお金を払い脱衣所に向かうとナンとお客は私だけ。調子に乗って写真まで写してしまいました。 やっぱり平日お昼時の宿泊施設のお風呂はすいてますね。 男湯は普通の温泉が温度ごとに二つ、ジャグジー、腰湯、水風呂、露天風呂、サウナは普通のとミストサウナが付いています。 思った以上に快適なお風呂で、むすめには30分であがるように言っておきながら、私は40分以上入っていました。あがったらぶうたれてました。 風呂上りに旭岳麦酒をいただきながらバスを待ちました。(香り良し、お味薄め) 程なくバスが現れました。温泉とビールで火照った私はもう極楽浄土。ほとんど痴呆状態で バスに乗り込むや否や爆睡です。このまま旭川まで戻るのかと思っていたのですが、むすめに天人峡温泉で起こされました。 なぜ起こされたかといえばさきのチューリップ娘が乗ってきたからです。 という事は彼女は旭岳のピクニックコースを回り、その後天人峡温泉まで何らかの交通手段で行き、温泉を楽しみ、バスを待っていたということか!? なんという活動的な娘さんなのだ!! 私も感激しましたが、むすめは昨日のたいやき娘に続くチューリップ娘の登場に、北海道の女性の生き抜く力を感じ取ったようです。 やたら感心しているので ちち「お母さんにも、あなたにも流れているんだよ。あの道産子娘と同じ血が」 といいますと むすめ「あっ!?」 ちち「もしや自分が純正のハマっ子だとでも思ってたのかしらん。あなたは蒲田と旭川の混血だよん。。。」 むすめ「蒲田だけはああああああ!!!!!」 ちち「けっけっけっけ・・・」 長くてすみません。。。。
by lunchman
| 2004-08-31 00:01
| 北海道
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